テレビをみて

幼稚園ばかりを狙う窃盗団が逮捕されました。犯行は300件以上も繰り返され、被害総額は1億9000万円だったといいます。
窃盗を繰り返していた3人は最初は事務所荒らしをしていました。しかしある時テレビを見ていたら元窃盗犯と称する人物が「幼稚園は夜人がいなくなるから狙いやすい」と話をしていたのをみてそれから狙いを幼稚園に変更したということです。

幼稚園の出入口は引き戸になっており、シャッターがない場合も多い。それゆえ、新入も楽だったと話していたそうです。

この犯人がいうように、元窃盗犯がモザイクをかけて声を変えてテレビに出演することはよくあります。そして自分はこういうところを狙った、ここが弱点だというようなことを話します。
テレビを作っている側としては視聴者に注意を促す目的があるのでしょうが、具体的な犯罪手口を知られることでその手口を真似る人間もでてしまうということです。

さらにこの窃盗団は300件も犯行を繰り返していてそれまでずっと成功していたのですから、犯行を繰り返す内に自ら泥棒として経験を重ね、工夫を凝らすようにもなっていったのでしょう。
このように経験を積んだ泥棒と言うのはとても巧妙になってきます。
警察に捕まるまでは何度でも犯行を繰り返します。

Post navigation